« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月27日 (火)

稔的キャッチフレーズ(稔解説より)

GP出場選手感想・居酒屋解説的キャッチフレーズつき(岳斗や武史の分…?え~と…ヒマだったら


『魂の入魂度!』
小塚崇彦(日本)


小塚のショート「栄光への脱出」演技解説中の珍…迷コメント。
たぶん青春時代の思い出補正入ってます…なんちゃって。


でもこういう男臭いけどベタっとしてないプログラムも…いいよね!うん、いい!!


言うまでもなく、小塚はスケートがうまい。プログラムの密度も濃い。そして強い。
なのに振り返るとクワド以外のジャンプミスもほとんどなくて、でも蓋開けたらけっこう点差つけられてチャンや高橋に負けてたりする。


な・ん・で?!


うちの小塚、そんなに地味ですか???

いや、地味なのかも…


昨季記事書いてたら、『器用貧乏』……、ってキャッチフレーズつけちゃってたかも。


小塚に表現力がないわけじゃない。むしろスケートそのものに見惚れてしまうことが多い。
ジャッジウケを狙え、とは言わないけど演目を選ぶタイプのスケーターではあるんだろうな…


昨季のナウシカも本人の成長過程だから、あれはあれでよかったんだと思う。


今季のフリーは「序奏とロンド・カプリチオーソ」。久々のメジャー路線。
もう、このまま王道路線に逃げてしまえ~~~!!


つか、ソチまでは逃げさせてあげて!由香センセ!!!(←信夫センセじゃないのか…


五輪後の話をすると鬼が笑うかもしれないが…
高橋とカブる心配がなくなったら、ピアソラのスゴいマイナー曲とか、
コストナーがやった路線のフラメンコやってみてもいいと思うな。


『うまくなりましたね~』

町田樹(日本)


2010年の四大陸以降、全てを出し切れてないシーズンが続く…


シングル激戦国の四~十番手以内って、それはそれで違うしんどさがあると思うのね。
シングル人口少ない国の代表レベル以上の力は皆持ってると思うし。


羽生の常人離れした成長速度は度外視するとしても、
結局は自分自身との戦いなんだよね。
渡米するくらいの思いの強さがあったんだなぁ…。


織田も復帰したし、今季の全日本…まさか三枠で女子より男子の方が胃が痛いシーズンが来るなんて。


稔さんのインスブルック以来の悲喜こもごもな日本男子シングルの歴史がこもった
『うまくなりましたね~』
です。


(え…深読みし過ぎ?

稔の部屋ファイナル!inスケートアメリカ 2012 キャッチフレーズつき

羽生君、ショート歴代最高得点更新。
(今までのホルダー、高橋だったのか!


インタビューでは
「採点法が変わったからフェアな点数じゃない」
と冷静なんだか謙虚なんだかわからん受け答え。


コレ、日本の選手じゃなかったら採点疑惑だ~~~!って一部ネットでやたら盛り上がってしまいますがな(老婆心。


地力ある子が名コーチに着いてもダメな場合ってたくさんあるし、昨季の逆境の割に好調だった揺り戻しが来てもおかしくない。
ダメだったら帰ってくればいーや、若いんだしリンクも直ったし…


とかコソッと思ってたんですが…


まさかの大当たり。伸び盛りってスゲェ。


このまま羽生君が異次元度発揮しちゃったらど~しよ~(・▽・)ワクワクテカテカ
ゆ~ても、前ワールドの銀メダリストですから!


しかし、フリーは立て続けに冒頭のジャンプが乱れてしまいました。それでも他の要素で大崩れしないところが既に十代離れ。


稔「ま~コレが普通ですよ。ショートもフリーも完璧にやられちゃったら、僕ら仕事なくなっちゃいますからねっ!」
(いや羽生は普通じゃない!)


稔センセ、なんとか失業を免れました。よかったよかった。


ふた開けたら、何だかすいません…な日本人表彰台独占。
他で勝ってないし…まいっか(涙

『ベルントソンどこ行った』
アレクサンダー・マヨロフ(スウェーデン)


そういえば…。
(シュルタイスは引退したのよね)
で、親御さんがコーチなのよね…


「ウチの子天才なのよ、スゴイのよ、スケーティングを目立たせたいから衣装は黒でプログラムは往年の名作で…」


そんな「ウチの子補正満載」な「ボレロ」を
「このまま四分半滑るんですかね……」
と昨年、素でバッサリ切っちゃった岳斗の爆笑解説。


あの時、確かに技術・体力面でも表現面にもプログラム持て余してる感ありありでした。
顔もぷにぷにのカルキン君みたいだったのがキリッと引き締まってきたし、今季のフリーは身の丈に合ってるというか、身体が付いて来たのかな。
仕上げ方によっては結果にも十分繋げられそうです。
衣装はやっぱり黒。


『由香センセ、頭コツンとやってください』
ジェレミー・アボット(米)


いや由香センセじゃ届きませんから(汗
君が表彰台乗らなかったら誰が乗るんだよっ!コツン!


(ムロズどこ行った?!

稔の部屋 inスケートアメリカ 2012年 続き

そしてこの日の男子ショートはメンショフ以降全員クワド入り、という鬼構成。


今季からショートの後半に降りたジャンプは基礎点が1.1倍に。
今までショートでは前半ジャンプ固め打ち、というのが当たり前、と思ってたので目からウロコ。


そしてコレオステップ/スパイラル→コレオグラフィックシークエンスに。


男女ともショートの時間が2分50秒なので、1分25秒…
ジャンプ二つ跳んでスピン二つと振り付け入れたら終わってしまうような時間なんですが、稔曰わく

「今の選手、(GOE対策で)ジャンプ跳ぶ前も後も色んなことしなきゃなりませんからねっ!」

「ショートは密度が濃いですからフリーの後半にジャンプ入れるのと同じくらいキツいんです」


あっ後のはカナダからの岳斗の助け舟だったかも。
つか…トリノ五輪の後くらいに誰か気づいてあげてもいいのに。


ショートのプログラム去年から持ち越し、という選手も例年より多い気がします。
当然、狙い過ぎて崩れる選手も出るわけで。

ショートでの4回転サルコウ、ってかなりバクチ度高いと思うのですが…、何でミカルもアモもハビもみんな入れて来るのかな(←)

「このステップ(シークエンスの軌道⊇多分こんなん)、珍しい形してますね~」

嬉しそうな稔。どっちなんだ。

つかアップライトスピン上から映すくらいなら、こんな時にこそ天井カメラが欲しい。


この日のショート、高橋もチャンもいないのに無駄に(←)レベル高かった!
初戦なのに。


そして男子はショートに四回転入れないと勝てない、入れただけじゃ勝てない。そんな時代になっちゃったのね…。


バンクーバーの頃がうっすら懐かしかったりします。


「練習で単発でジャンプ跳ぶのと試合で跳ぶのとは全然違いますからねっ!何で練習で跳ぶのと同じに跳べないんだ!って、僕、よく子ども達に言うんですけどねっ!」


居酒屋稔の『先生そりゃあんまりです』解説聞きながら、町田が大好演で、小塚が栄光への脱出をし始めたあたりから呼吸困難に(←)

苦労人町田、ついに乗るのか表彰台!
小塚は真ん中行け!!オーサーさんちの新入り羽生君、ショート最終滑走なのか…
アボット、その滑走順譲ってくれない?だが断る。

そんなアホ問答してたら最後に羽生君が全部持ってっちゃった。恐ろしい子っ!


稔もPチャン出てた?って思うくらいの「すげぇ」大連発。明日はどっちだ!!

2012年11月26日 (月)

稔の部屋 inスケートアメリカ 2012

もうグランプリファイナル来週じゃないっ!て時期ですが、やはり年に一度は書きたい稔センセの解説の解説記事(←


下手なスケーターの演技より楽しい、モロゾフのパントマイムと稔節(個人差有)


今季の地上波&BS稔解説はスケアメ稔、、スケカナ、中国杯…と弟子の田村岳斗さん、


あらら解説も世代交代…?と思ってたら、ロシアが稔、フランスがまた岳斗。NHKは十年しないと年季が明けない武史。


気のせいか、岳斗さん解説が…稔?って勘違いするくらい口調が似てきたような。


単に音声の関係?
別に喋りの弟子ではないんですが…


岳斗さん、さすがに稔センセみたいにハッチャけてはないですが…素でぽろっと面白解説したりします。


さすが現役最後の全日本フリーが「宇宙戦艦ヤマト」だった男…(そしてたまたまリアルタイムで放送見てた私!!)


ウォーミングアップ時間に客席の解説し始めたら稔。
キスクラ後の裏事情、解説し出したら稔。


頑張れ岳斗!!(何をだよ


字数足りなくなってきたので、スケアメ・男子ショート感想。


やはり今季もレベル取り細則変更ありました。
ステップシークエンスの右足条項さっそく消えたり…とかですね。じゃあ足すな。

こんなにもシーズン毎にコロコロルール変わるスポーツって、採点競技でも他に思い当たりません…


現行の採点方式になってソチが三度目の五輪。
そろそろコレ!ってものが固まらないと選手も大変だと思うんですが。


全てのスケーターを愛する稔センセ、今回は特に一家言あるのか、時差ボケで不機嫌なのか(←)
珍しくのっけからトゲトゲしてます。槍玉は地元のベテラン、ダグラス・ラザノ君。


足換えスピンでジャンプ
「コレでレベル上がるハズなんですけど、ジャンプが低いですからねっ!これでカウントされるかどうか…このくらいでレベル取れたら苦労しませんからねっ!」


ステップシークエンス
「前はサーキュラー、ストレート、サーペンタインって種類があったんですけどねっ!今年からなくなりましたからね!何でもいいってコトになっちゃいましたからねっ!」


演技後も「やっぱりスピン、レベル取れてないですねっ!」

…繰り返しますが、ラザノ君は悪くない。メンショフ君(ロシア)くらいの高さがあるとレベル取れるらしいです。


二人とも今季は地元一枠だけで出た時より好調のようです。ドンマイです。

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ